真夜中のコンビニ
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僕は久しぶりにパパとお出かけをした。
「ヒロシ、たまにはパパが何か買ってやるぞ。欲しい物はないのか?」
「それじゃね、あのキラキラ光るおもちゃ箱を買って、買って」
「いいとも」
「すみません」
「ハイ、何でしょうか」
「実は欲しいものがあるのですが」
「どのようなものをお探しで」
「このコンビニを下さい。もちろんタダとは申しません。3億でどうでしょう」
「そう言われてもね」
「それでは5億、いや、7億でどうだ」
「困りますよ」(もっと値段を釣り上げて売ってやる)
「ええい、こうなったら大盤振る舞いの10円」
「良し、売った!!・・・へっ、今、10円って言った?」
「ええ、私は、はっきりと10円と申し上げ、落札しました」
「お、俺が苦労して築き上げてきたコンビニがたったの10円。アハ、アハハハ」
「ヒロシ、覚えておくんだぞ。あれが欲に駆られた者の末路だ。決して真似をするんじゃないぞ」
「ヒロシ、たまにはパパが何か買ってやるぞ。欲しい物はないのか?」
「それじゃね、あのキラキラ光るおもちゃ箱を買って、買って」
「いいとも」
「すみません」
「ハイ、何でしょうか」
「実は欲しいものがあるのですが」
「どのようなものをお探しで」
「このコンビニを下さい。もちろんタダとは申しません。3億でどうでしょう」
「そう言われてもね」
「それでは5億、いや、7億でどうだ」
「困りますよ」(もっと値段を釣り上げて売ってやる)
「ええい、こうなったら大盤振る舞いの10円」
「良し、売った!!・・・へっ、今、10円って言った?」
「ええ、私は、はっきりと10円と申し上げ、落札しました」
「お、俺が苦労して築き上げてきたコンビニがたったの10円。アハ、アハハハ」
「ヒロシ、覚えておくんだぞ。あれが欲に駆られた者の末路だ。決して真似をするんじゃないぞ」
公開:20/06/15 10:13
更新:20/06/15 10:41
更新:20/06/15 10:41
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