0
2
地球を襲う強大な敵を数々、なぎ倒し、地球を救ってきたヒーローがいた。
けれど彼は、一度たりとも自分がしていることに「正義」などと言うものを感じていなかった。ただ頼まれたからやっただけ。戦っておもしろそうだったからやっただけ。それだけだった。
そして気づいた。
「ああ、俺は力があるのだから、もっと使いようで楽しめるはずだ」
以来、彼は地球侵略者を散々に痛めつけて、なぶり者にして叩き潰すようになった。そして、
「ふあぁ。スッキリしたぜ」という。
その彼のセリフは若者に流行った。喧嘩の相手を痛めつけてこのセリフを言ってやるのだ。だが、それは警察に取り締まられた。
ヒーローは許される。どんなに非難を浴びても。引き換えに地球を救ってやっているのだから。
彼はだからといって自分で地球を支配はしない。地球が彼に牙を剥かない限り。
けれど彼は、一度たりとも自分がしていることに「正義」などと言うものを感じていなかった。ただ頼まれたからやっただけ。戦っておもしろそうだったからやっただけ。それだけだった。
そして気づいた。
「ああ、俺は力があるのだから、もっと使いようで楽しめるはずだ」
以来、彼は地球侵略者を散々に痛めつけて、なぶり者にして叩き潰すようになった。そして、
「ふあぁ。スッキリしたぜ」という。
その彼のセリフは若者に流行った。喧嘩の相手を痛めつけてこのセリフを言ってやるのだ。だが、それは警察に取り締まられた。
ヒーローは許される。どんなに非難を浴びても。引き換えに地球を救ってやっているのだから。
彼はだからといって自分で地球を支配はしない。地球が彼に牙を剥かない限り。
その他
公開:20/06/12 12:58
読んでいただきありがとうございます。(・ω・)/
ここに投稿する以外にも、自分のブログに同時掲載しているときがあります。
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます