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男友達、女友達が適当に集まって居酒屋へ飲みに出かけた。だが、盛り上がりが今ひとつで話題が途切れがち。そこで、
「思い出せる限り一番古い思い出を順に話そう」と言うことになった。
はじめの一人は女のこで、父親に抱かれるのがイヤで母親を呼び泣きわめいたのを覚えていると言った。
二人目の女のこは、「茶色のネコとずっと一緒だったが、ある日その猫が失踪して悲しかった」と話した。すると男の一人が「そのネコは、外で見知らぬ人に気に入られ不本意に連れて行かれてしまったのでしょう」といった。それを聞いた女のこは、「そうかもしれないねぇ」と思い出しながら悲しげに言った。
「やっぱり。そのネコは僕です」男はその女のこに言った。女のこは「ならば証拠を見せて」というと、男は、
「ニャァ~ッ」っと一声泣いた。すると、
「ロロ~っ」
「ユキ~」
と二人はしばし抱き合って泣いていた。
それが私の一番古い記憶です。
「思い出せる限り一番古い思い出を順に話そう」と言うことになった。
はじめの一人は女のこで、父親に抱かれるのがイヤで母親を呼び泣きわめいたのを覚えていると言った。
二人目の女のこは、「茶色のネコとずっと一緒だったが、ある日その猫が失踪して悲しかった」と話した。すると男の一人が「そのネコは、外で見知らぬ人に気に入られ不本意に連れて行かれてしまったのでしょう」といった。それを聞いた女のこは、「そうかもしれないねぇ」と思い出しながら悲しげに言った。
「やっぱり。そのネコは僕です」男はその女のこに言った。女のこは「ならば証拠を見せて」というと、男は、
「ニャァ~ッ」っと一声泣いた。すると、
「ロロ~っ」
「ユキ~」
と二人はしばし抱き合って泣いていた。
それが私の一番古い記憶です。
その他
公開:20/06/12 20:08
更新:20/06/13 18:48
更新:20/06/13 18:48
読んでいただきありがとうございます。(・ω・)/
ここに投稿する以外にも、自分のブログに同時掲載しているときがあります。
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