真夜中のコンビニ
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「店長、奥さんとはいつ別れてくれるんですか?」
「まあ、その話はおいおい考えようじゃないか。今は仕事中だし」
「そうやってまた、はぐらかすつもりですか」
「そんなつもりはないよ。ただ、今の君はカーッとなっている様だから冷静になるのを待っているだけさ」
「私はいつだって冷静ですけど」
「そうは見えないんだけどな」
ウイーン
「いらっしゃませ」
「げっ、さやか。どうしたんだ。こんな真夜中に」
「ふふふ、あなたがお弁当を家に忘れて行ったから持ってきたのよ」
「あらっ、店長の奥様ですか。お綺麗ですね」
「あらあら、そんな事ないのよ、ふふふ。・・ちょっと、あなた、こっち来て貰えるかしら」
「はいっ」
「ねえ、あなた。この包丁、スパスパよく切れそうだと思わない」
「そ、そうですね」
「私を捨てて他の女の元へ行ったらどうなるか分かっているわよね」
「勿論、存じております」
「うふっ、それならいいのよ」
「まあ、その話はおいおい考えようじゃないか。今は仕事中だし」
「そうやってまた、はぐらかすつもりですか」
「そんなつもりはないよ。ただ、今の君はカーッとなっている様だから冷静になるのを待っているだけさ」
「私はいつだって冷静ですけど」
「そうは見えないんだけどな」
ウイーン
「いらっしゃませ」
「げっ、さやか。どうしたんだ。こんな真夜中に」
「ふふふ、あなたがお弁当を家に忘れて行ったから持ってきたのよ」
「あらっ、店長の奥様ですか。お綺麗ですね」
「あらあら、そんな事ないのよ、ふふふ。・・ちょっと、あなた、こっち来て貰えるかしら」
「はいっ」
「ねえ、あなた。この包丁、スパスパよく切れそうだと思わない」
「そ、そうですね」
「私を捨てて他の女の元へ行ったらどうなるか分かっているわよね」
「勿論、存じております」
「うふっ、それならいいのよ」
公開:20/06/11 12:37
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