甘いソーダ

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 僕は、彼女と二年半付き合っている。

 ある日の事、彼女は東京で友達と遊ぶと言っていたので、僕は街中をひとりブラブラ歩いていた。

 すると、見たことのある服装と鞄を目にした。
 “プシュ“っと気の抜けるような音がした気がした。

 なにか引っかかる気がしたが、理由はわからない 。




 時日が経ち、三年の記念日。

 記念日を祝うため、泊まりで旅館へ。


「そろそろ、寝ようか」

 と言うと、彼女の携帯が鳴った。

「ん?どうかした?」

 と、聞きながら顔を見ると、黙り込み、部屋を出て行った。

 三十分経っても帰ってこない。

 何かあったのかと思いつつ、布団で待つ。ふと、街中で感じた気持ちが頭を過る。

 浮気されたのかな。三年も一緒にいたのに…。

 嫌悪的になりながら、彼女との思い出に浸る。
 それはまるで、炭酸の抜け切った甘いソーダのように…。
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公開:20/06/11 23:43
失恋物

o_o

気が向いた時に書かせていただくかもしれないです。
汚い文章ですので、読んで貰えるだけで嬉しいです。

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