雨
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傘の中は一人ぼっち
雨の中に閉じ込められたみたい
雨の音に世界の音が遮られて
私は今一人ぼっち
足下には雨水が流れ
静かに足元を濡らす
もし傘がなかったら
私も雨と一緒に流れてしまうのかな
「迎えに来てくれたのか」
雨の中で突然現れた声
ずぶ濡れの身体で傘に入ってくる
一人ぼっちだった私を救ってくれたあなた
「いやー、用意してくれた傘、玄関に忘れてきてしまってごめん」
あなたが私に気付いてくれたから
私は一人ぼっちではなくなった
「家まであと少しだから、このまま帰ろうか」
「狭くていいなら、いいよ」
確かに狭いけど、と苦笑いするあなた
一つの傘では窮屈で、ひんやりした身体が触れてとても冷たいけど
心はとっても暖かい
私たちは傘の中
雨の中に閉じ込められたみたい
雨の音に世界の音が遮られて
私は今あなたと二人ぼっち
雨の中に閉じ込められたみたい
雨の音に世界の音が遮られて
私は今一人ぼっち
足下には雨水が流れ
静かに足元を濡らす
もし傘がなかったら
私も雨と一緒に流れてしまうのかな
「迎えに来てくれたのか」
雨の中で突然現れた声
ずぶ濡れの身体で傘に入ってくる
一人ぼっちだった私を救ってくれたあなた
「いやー、用意してくれた傘、玄関に忘れてきてしまってごめん」
あなたが私に気付いてくれたから
私は一人ぼっちではなくなった
「家まであと少しだから、このまま帰ろうか」
「狭くていいなら、いいよ」
確かに狭いけど、と苦笑いするあなた
一つの傘では窮屈で、ひんやりした身体が触れてとても冷たいけど
心はとっても暖かい
私たちは傘の中
雨の中に閉じ込められたみたい
雨の音に世界の音が遮られて
私は今あなたと二人ぼっち
恋愛
公開:20/06/11 09:32
更新:20/06/11 09:33
更新:20/06/11 09:33
音楽、美術、読書好き。最近書く方にもチャレンジしてます。
歴史とファンタジー、評論など幅広く読みます。
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