知らなかったのね

W国に赤色のシマを持つシマウマが生まれた頃、
E国にもN国にもそれぞれ青いシマ黄色のシマを持つシマウマが生まれた。

赤のシマウマは炎を操れるため神の１つとして大切にされた。

青のは水を操るので黄色のは光を操るのでやはり大切にされた。

ある時、
W国はE国と同盟を結び、赤のシマウマを犠牲にして炎と水を操れる紫のシマウマを作り出し
圧倒的な力を手に入れた後
N国の黄色のシマウマを手に入れようと進軍していった。

紫のシマウマの圧倒的な力によってW国は圧勝し紫のシマウマを犠牲にして………
最強の神を作り上げる

はずだった

出来上がったのは
黒のシマを持つシマウマだった。

W国の支配から脱した
E国とN国はそれぞれ青と黄色のシマウマを大切にして国を豊かにしていった。