地雷メイク
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砂浜を歩いていると、何か柔らかい物を踏んでしまった。
「ドーン!!」
これは音じゃなくて声だ。
大声はたったいま左足で踏んづけた物体から聞こえた。
恐る恐る足をどかしてよく見てみると、若い女の顔が埋まっている。
「私のことを見つけてくれてありがとう」
女の肌は不健康に見えるほど白く塗られ、目元は赤黒いアイラインが引いてある。
これは今、若い女性の一部で流行っている”地雷メイク”だ。
地雷メイクの語源は、この系統のメイクをしている女性は殆どヤバいから避けなければいけないという所から来ている。
「見つけてくれるのを待っていたんです」
俺は無視して、そっと立ち去ろうとする。
「そうですか」
彼女は、一瞬だけ物悲しそうな顔をする。
ドーン!!!!
次の瞬間、凄まじい爆発音と供に俺の左足は吹っ飛んでいた。
「うーん、やっぱり今回も避けられちゃったかー」
「ドーン!!」
これは音じゃなくて声だ。
大声はたったいま左足で踏んづけた物体から聞こえた。
恐る恐る足をどかしてよく見てみると、若い女の顔が埋まっている。
「私のことを見つけてくれてありがとう」
女の肌は不健康に見えるほど白く塗られ、目元は赤黒いアイラインが引いてある。
これは今、若い女性の一部で流行っている”地雷メイク”だ。
地雷メイクの語源は、この系統のメイクをしている女性は殆どヤバいから避けなければいけないという所から来ている。
「見つけてくれるのを待っていたんです」
俺は無視して、そっと立ち去ろうとする。
「そうですか」
彼女は、一瞬だけ物悲しそうな顔をする。
ドーン!!!!
次の瞬間、凄まじい爆発音と供に俺の左足は吹っ飛んでいた。
「うーん、やっぱり今回も避けられちゃったかー」
その他
公開:20/06/08 15:35
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