愛の告白と似ている

嘘をついたわけではない。その時その時の真実を語っただけだ。ずっと変わらない価値観など存在しないというのは昔から言われている。

慣れというのはその真実を風化させる。あの時は真剣に本心から思っていたことが、将来的にずっと同じままだという保証はどこにもない。

飽きというものはそれと同時に湧き上がってくる。最初はあれだけ強く思い求めていたものに対して、いつの間にかその存在価値をも失わせてしまう。

価値観や理想など個人差があるから、思い浮かべるものや受け取り方が違うのは当然のことだ。完全な一致などありえない。

「必ず君を守るから、絶対にしあわせにするから、ずっといっしょに歩んでいこう。君のために努力を惜しまず誠心誠意働くよ。だからこれからも支えてほしい」

そんな綺麗事、子供でも信じはしない。

だから私達はこの政府に対して革命を起こすのだ。現政権を打倒して民衆のための国を取り戻すために。