バスケ

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バスケットボール部 夏のインターハイ 決勝
残り時間10秒
相手チームが2点を入れ、
スコア97–98の1点差で負けている。
「まだ諦めるな!」
主将の俺がそう言った。
でも、みんなもう諦めムードだ。
残り10秒、でも絶対勝つんだ!と、
俺は自分に言い聞かせる。
ドリブルをして、チームの一人にパスを出し、
またパスをもらった。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!」
俺は翔んで、シュートを打った。

ジリリリリリリリリリリリリリリリリ
試合終了のブザーではなく、
目覚まし時計が鳴った。
青春
公開:20/06/03 17:47
更新:20/08/14 21:02

KEITA

小学5年生です。
最後の一文を読むまで結末が分からないショートショートを描きたいです。

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