怒髪天
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妹が僕のアイスを食べてしまった。
怒髪が天を衝いた。
突然、雷様が天から降りてきて、雷を落とされた。
「人が寝てるところ、何邪魔してんねん!」
天を衝いた怒髪が直撃したらしい。鬼の形相でひとしきり説教した後、雷様はふっと笑顔になった。
「何があったんや。話してみい。」
僕は妹との事を話した。雷様は言った。
「なんや、そんな事か。おっちゃんがアイス買ったるわ。」
僕がコンビニでアイスを1つ取ると、雷様は言った。
「もう1つ。妹の分も。」
日が暮れてきた。歩きながら、雷様は聞いてきた。
「妹の事、嫌いなんか?」
僕は首を横に振る。
「そうか。おっちゃん、もう帰るけど仲良くするんやで。」
雷様は天に帰っていった。
家に帰ると、アイスを2つ持っている事に不信感を持ったお母さんが事情を問い詰めてくる。僕は今さっき起きたことを説明した。
僕は今、お母さんに連れられて閻魔様の所へ向かっている。
怒髪が天を衝いた。
突然、雷様が天から降りてきて、雷を落とされた。
「人が寝てるところ、何邪魔してんねん!」
天を衝いた怒髪が直撃したらしい。鬼の形相でひとしきり説教した後、雷様はふっと笑顔になった。
「何があったんや。話してみい。」
僕は妹との事を話した。雷様は言った。
「なんや、そんな事か。おっちゃんがアイス買ったるわ。」
僕がコンビニでアイスを1つ取ると、雷様は言った。
「もう1つ。妹の分も。」
日が暮れてきた。歩きながら、雷様は聞いてきた。
「妹の事、嫌いなんか?」
僕は首を横に振る。
「そうか。おっちゃん、もう帰るけど仲良くするんやで。」
雷様は天に帰っていった。
家に帰ると、アイスを2つ持っている事に不信感を持ったお母さんが事情を問い詰めてくる。僕は今さっき起きたことを説明した。
僕は今、お母さんに連れられて閻魔様の所へ向かっている。
その他
公開:20/06/02 09:50
更新:20/06/04 08:36
更新:20/06/04 08:36
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