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いつもの散歩コースには少し長めの横断歩道がある。所々塗料が剥げている様だが、この前舗装したばかりじゃなかったか?
そう思いながらその横断歩道を渡る。
「今、横断歩道から甘い香りがしたような…?」
そんなはずもないので気にせず歩く。
すると前から、お隣のシゲさんが歩いてきた。
「おーシゲさん、おはよう。ん?ちょっと太ったんじゃないか?」
するとシゲさんは、
「はは、そうかなあ〜。実は、今はまってるものがあって、つい…。」
含みを持たせてそう言うシゲさんに更に聞いてみると、とんでもない答えが返ってきた。
「…横断歩道…。」
そう耳元で呟いたのだ。
「ほら、あれだよ。あそこの横断歩道の白線。実は生クリームで出来ているんだ。」
あれが最近やめられなくってさあ。
シゲさん笑いながら、その場を後にした。
健康の為に散歩を始めたというシゲさんだったが、これじゃあ体に良いのか悪いのか。
そう思いながらその横断歩道を渡る。
「今、横断歩道から甘い香りがしたような…?」
そんなはずもないので気にせず歩く。
すると前から、お隣のシゲさんが歩いてきた。
「おーシゲさん、おはよう。ん?ちょっと太ったんじゃないか?」
するとシゲさんは、
「はは、そうかなあ〜。実は、今はまってるものがあって、つい…。」
含みを持たせてそう言うシゲさんに更に聞いてみると、とんでもない答えが返ってきた。
「…横断歩道…。」
そう耳元で呟いたのだ。
「ほら、あれだよ。あそこの横断歩道の白線。実は生クリームで出来ているんだ。」
あれが最近やめられなくってさあ。
シゲさん笑いながら、その場を後にした。
健康の為に散歩を始めたというシゲさんだったが、これじゃあ体に良いのか悪いのか。
ファンタジー
公開:20/06/01 23:38
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