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ラーメンを食べているこの男は悪魔。悪魔も贔屓にするラーメン屋。人に禍なす悪魔も、この店に禍を導けば、もうこのラーメンは喰えない。だからこの店は、ずっと何事も無く流行っている。
「最近は、よく、食い物に『悪魔の~』って付けているが、そんな名前で喜ばれちゃ、俺は気に入らないね。それより、この店のラーメンは、この、悪魔の俺が毎回スープを飲み干しちまう、まさに『悪魔のラーメン』さ」
悪魔はそんなことを思いながら、丼を持ち上げてスープを綺麗に飲み干した。「フゥ。うまかったぁ」
「ごちそうさん」店をあとにする悪魔はどこへともなく消えた。
「フンっ。どんな材料でスープを取っているか気になるのか?。悪魔のおまえが無くした「誠実さ」ってものが入ってるんだゼ。
『悪魔のラーメン』?……お断りだね、そんな呼び方。こいつは天使の俺が作ったんだから『天使のラーメン』と呼んで欲しいね!」
店主はニヤリとした。
「最近は、よく、食い物に『悪魔の~』って付けているが、そんな名前で喜ばれちゃ、俺は気に入らないね。それより、この店のラーメンは、この、悪魔の俺が毎回スープを飲み干しちまう、まさに『悪魔のラーメン』さ」
悪魔はそんなことを思いながら、丼を持ち上げてスープを綺麗に飲み干した。「フゥ。うまかったぁ」
「ごちそうさん」店をあとにする悪魔はどこへともなく消えた。
「フンっ。どんな材料でスープを取っているか気になるのか?。悪魔のおまえが無くした「誠実さ」ってものが入ってるんだゼ。
『悪魔のラーメン』?……お断りだね、そんな呼び方。こいつは天使の俺が作ったんだから『天使のラーメン』と呼んで欲しいね!」
店主はニヤリとした。
その他
公開:20/06/02 18:59
読んでいただきありがとうございます。(・ω・)/
ここに投稿する以外にも、自分のブログに同時掲載しているときがあります。
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