和尚と珍念
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「おっ和尚さま!? 何をなさっているのですか!?」
「おう、珍念か。見てのとおり此の竹筒のなかにふやかした饂飩麺をいれる。其処へ己の一物を挿しこめば、其の具合たるやまるで女陰の如し」
「……かと言ってお堂の御本尊さまの前でやられることかと」
「その背徳感で快楽もひとしおよ」
「(仏さま……和尚さまは救われるのでしょうか……?)」
「して、珍念。この竹筒のまゝだと多少趣きに欠けるのではあるまいか」
「……?」
「竹筒に紅色の染め粉を塗り、其処へ銀で線を施す……なんと雅びなことか。おお珍念、経典を持っておるのか。竹筒の名は典雅ーーてんが、じゃな」
「おう、珍念か。見てのとおり此の竹筒のなかにふやかした饂飩麺をいれる。其処へ己の一物を挿しこめば、其の具合たるやまるで女陰の如し」
「……かと言ってお堂の御本尊さまの前でやられることかと」
「その背徳感で快楽もひとしおよ」
「(仏さま……和尚さまは救われるのでしょうか……?)」
「して、珍念。この竹筒のまゝだと多少趣きに欠けるのではあるまいか」
「……?」
「竹筒に紅色の染め粉を塗り、其処へ銀で線を施す……なんと雅びなことか。おお珍念、経典を持っておるのか。竹筒の名は典雅ーーてんが、じゃな」
その他
公開:20/06/02 15:47
ショートショートは、短い小説ではなく、読解可能性を最小単位へ圧縮した記録媒体である。本アーカイブは作品を保存することを目的としない。保存されるのは、読者との接触によって意味が生成・変容する条件そのものである。ジャンルは分類ではなく読解の副産物であり、一篇はSFにも日常にも寓話にもなり得る。物語とは完成された構造ではなく、読むという行為のたびに更新される暫定的な現象である。ゆえに作者は創作者ではなく観測者であり、アーカイブとは物語の集積ではなく、物語が発生し続ける可能性を保持するための実験的装置として位置づけられる。長すぎるだろ、これ。
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千億アルマ