解決!なんでも鑑定士
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仕事の事務所移転に伴い、私は備品の整理をすることにした。買い取り業者に来てもらい査定をしてもらったところ総額で5万6千円となった。もっと価値があると私は思っていたので落胆した。そこで別の業者にも査定を頼んでみることにした。
「これは、お宝の山ネ!」
やって来たのは張(チョウ)さんという中国人だった。
「これは江戸時代初期に使われていたSONYのノートPCネ。これは楊貴妃が愛用していたBOSEのスピーカー! な、なんとこれは…日本がアメリカに宣戦布告をした時に旧日本海軍が使っていたFAX複合機あるヨ! とっても歴史的価値の高いものネ。それにこの時計、おお! これは紀元前3500年頃にシュメール人が作ったものに間違いないあるネ!」
「お、おいくらに?」
私は興奮を抑えきれずそわそわとしながら尋ねた。張さんは険しい顔つきで電卓を弾いた。
「んん!…しめて2万8千円ネ!」
「安い!!」
「これは、お宝の山ネ!」
やって来たのは張(チョウ)さんという中国人だった。
「これは江戸時代初期に使われていたSONYのノートPCネ。これは楊貴妃が愛用していたBOSEのスピーカー! な、なんとこれは…日本がアメリカに宣戦布告をした時に旧日本海軍が使っていたFAX複合機あるヨ! とっても歴史的価値の高いものネ。それにこの時計、おお! これは紀元前3500年頃にシュメール人が作ったものに間違いないあるネ!」
「お、おいくらに?」
私は興奮を抑えきれずそわそわとしながら尋ねた。張さんは険しい顔つきで電卓を弾いた。
「んん!…しめて2万8千円ネ!」
「安い!!」
その他
公開:20/06/01 15:11
更新:20/06/01 15:32
更新:20/06/01 15:32
最近は小説以外にもお絵描きやゲームシナリオの執筆など創作の幅を広げており、相対的にSS投稿が遅くなっております。…スミマセン。
あれやこれやとやりたいことが多すぎて大変です…。
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