電撃婚

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「そろそろ身を固めないとな。」
そう考えていた光の前に、1人の女性が現れた。

名前は音といった。大人しそうな風貌で、一つ一つの動作がしなやかな綺麗な女性だ。
「この人だ…」
雷に打たれたような衝撃が光の全身を駆け巡った。

音は光の後ろを少し遅れてついていくような古風な女性だった。しかし、いざというときには決断力がある、芯の強さを持ち合わせていた。

2人はすぐに結ばれた。結婚式当日は土砂降りの雨が降っていた。残念そうにする光の横で、
「これも私達らしいじゃない。」
と音は笑った。

式は無事に終わり、外を見上げると、雲一つない青空に一本の飛行機雲と綺麗な虹。まるで2人のことを祝福しているようだった。
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公開:20/06/01 11:40

もち

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