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私は作曲の仕事をしている。

その業界では、そこそこ名前も売れている方だ。

今日もいつものように、ピアノに向かって作曲をしていた。

考えたメロディーをメトロノームに合わせながら弾いてみる。

だが、今日はやけにメトロノームの音が不快に感じた。

なので、メトロノームを止める。

家の中では、作曲できなそうなので近くの森の中で考えることにした。

頭の中でメロディーを考えていると、今度は風の音が不快に感じた。

私は走ってその森を出た。

再び家に戻り耳栓をする。

こうすれば、作曲に集中できるだろう。

しばらくは、集中できた。

しかし、それを妨げる音が出てきた。

心臓の音だ。

これが私の中で一番不快な音となった。

私はこの不快極まりない音を止めるために近くのペンを取る。
その他
公開:20/05/30 20:35

オカノ

田丸 雅智先生と小狐 裕介先生の作品に感銘を受けて執筆を始めた高校生です。
書くのも読むのも好きです。
未熟ものですがよろしくお願いします。

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