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夫の浮気相手の女に「もう彼は私のものよ」と電話で言われた妻。
彼女は夫の密会用マンションを突き止め部屋に乗り込んだ。女はいない。夫だけが真っ青な顔で妻を出迎えた。
「頭にくる。あの女。こんな部屋まで借りて」妻は吐き捨てるように言う。
夫は平身低頭。それでももはや3度目となると許してはもらえそうに無い。妻は怒り狂っている。
「ドロボウ猫!」男の妻はそう叫び夫にいった。
「あの女のものは全部窓から捨ててしまって!」
パジャマ姿の夫はいわれるがままに浮気相手の女のものを掴んで窓の外へ向かって放り投げていった。洋服、下着、靴に化粧品、宝飾品。全て投げ捨てた。そして最後に、
「あ、俺もかナ」
そう言うと彼はベランダの手すりを乗り越えて落ちていった。
彼女は夫の密会用マンションを突き止め部屋に乗り込んだ。女はいない。夫だけが真っ青な顔で妻を出迎えた。
「頭にくる。あの女。こんな部屋まで借りて」妻は吐き捨てるように言う。
夫は平身低頭。それでももはや3度目となると許してはもらえそうに無い。妻は怒り狂っている。
「ドロボウ猫!」男の妻はそう叫び夫にいった。
「あの女のものは全部窓から捨ててしまって!」
パジャマ姿の夫はいわれるがままに浮気相手の女のものを掴んで窓の外へ向かって放り投げていった。洋服、下着、靴に化粧品、宝飾品。全て投げ捨てた。そして最後に、
「あ、俺もかナ」
そう言うと彼はベランダの手すりを乗り越えて落ちていった。
その他
公開:20/05/30 01:45
更新:21/05/23 22:41
更新:21/05/23 22:41
#ショートショート
#超短編小説
#浮気
#所有権
読んでいただきありがとうございます。(・ω・)/
ここに投稿する以外にも、自分のブログに同時掲載しているときがあります。
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