解決!子供電話相談室
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小学六年生の美姫(みき)ちゃんは家で一人でママのお留守番をしていた。
突然、家の電話が鳴った。
「はい、もしもし」
「あの、占い師の鶴田綾香先生の番号でしょうか?」
「はい、そうですけど」
「あの、実は先生に聞いて頂きたいご相談が…」
美姫ちゃんは小さく溜息をついた。
「あのね、いつまでフラれた女のことでウジウジしてるの? 貴方はもうその人のことは忘れて自分の人生を生きるべきです!」
「な、なぜそれを!? さすが綾香先生、ありがとうございます!」
妙な男の電話が切れたと思ったら、すぐにまた電話が掛かってきた。今度は女の声だった。
「あの先生? 実は…」
「もう、まだわからないの? 彼が嘘をついたのは貴女のことが好きだからでしょ。もう一度会ってちゃんと話し合いなさい!」
「は、はい。ありが…」
ガチャンと電話を切ると、美姫ちゃんは溜息をつき退屈そうに窓の外を眺めた。
「ママ…まだかなぁ」
突然、家の電話が鳴った。
「はい、もしもし」
「あの、占い師の鶴田綾香先生の番号でしょうか?」
「はい、そうですけど」
「あの、実は先生に聞いて頂きたいご相談が…」
美姫ちゃんは小さく溜息をついた。
「あのね、いつまでフラれた女のことでウジウジしてるの? 貴方はもうその人のことは忘れて自分の人生を生きるべきです!」
「な、なぜそれを!? さすが綾香先生、ありがとうございます!」
妙な男の電話が切れたと思ったら、すぐにまた電話が掛かってきた。今度は女の声だった。
「あの先生? 実は…」
「もう、まだわからないの? 彼が嘘をついたのは貴女のことが好きだからでしょ。もう一度会ってちゃんと話し合いなさい!」
「は、はい。ありが…」
ガチャンと電話を切ると、美姫ちゃんは溜息をつき退屈そうに窓の外を眺めた。
「ママ…まだかなぁ」
その他
公開:20/05/28 13:36
娘はママの仕事を
よく見ている
最近は小説以外にもお絵描きやゲームシナリオの執筆など創作の幅を広げており、相対的にSS投稿が遅くなっております。…スミマセン。
あれやこれやとやりたいことが多すぎて大変です…。
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