結婚式場の巫女のお仕事

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「ご神殿へご案内致します。」
その言葉を合図に私達巫女は、神殿の扉を開けます。
雅楽の音色の中を、新郎新婦そして、ご列席者が入殿されます。
「ただいまより、〇〇様〇〇様、ご両家様のご婚姻の儀を執り行います。
皆さま、ご起立下さいませ。
ご低頭願います。」
神職が大麻を振り清めます。
次に「祝詞奏上」「三献の儀(三三九度)」新郎新婦による「誓詞奏上」「玉串拝礼」親族一同による「親族盃の儀」と続き、最後に神職による一拝と、
「これをもちまして、ご両家様のご婚姻の儀、滞りなくあい整いました。」
の締めくくりで、雅楽の音色の中退殿となります。
結婚式場の巫女のお仕事は、大体こんなものですが、他に、お式の様子をロビーに流すカメラマン的役目も担ってました。
巫女としての、憧れの巫女舞いは、神職の「お前らには、無理」の一言で、教えて貰えませんでした。
神社の巫女さんは、厳しいお仕事みたいです。
その他
公開:20/05/28 12:35

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