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あるレストランには、店主に気に入られた常連にしか出さない、秘密のメニューがあるという。
一人の男が、ずいぶん長いことこの店に通っていたが、そのような秘密のメニューを見たことも、もちろん出してもらったことも無かった。
彼は、なんだか悔しい気がして、店主を呼んで聞いた。
「そのぉ。秘密のメニューというのをわたしも食べてみたいのだが。ダメかね?」
すると店主は、Ah!っという顔をしていった。
「ええ、「気に入られた常連客様」という名前の、「イヤな客に出す、くそマズい料理」が確かにございますが。ご所望ですか?」
一人の男が、ずいぶん長いことこの店に通っていたが、そのような秘密のメニューを見たことも、もちろん出してもらったことも無かった。
彼は、なんだか悔しい気がして、店主を呼んで聞いた。
「そのぉ。秘密のメニューというのをわたしも食べてみたいのだが。ダメかね?」
すると店主は、Ah!っという顔をしていった。
「ええ、「気に入られた常連客様」という名前の、「イヤな客に出す、くそマズい料理」が確かにございますが。ご所望ですか?」
その他
公開:20/05/28 08:00
読んでいただきありがとうございます。(・ω・)/
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