入ってきた彼

私は目を覚ました。

部屋の中は真っ暗だ。

私は手でリモコンを探り、

テレビをつけた。

目に入ったのはとてもハンサムな

男性だった。

彼は藍色のおしゃれなスーツを着て夜道

を歩いている。手には赤いバラの花を

持っている。彼は笑みを浮かべながら

歩き、やがて小走りになった。

彼の足元に小石があるのが見えた。

彼はそれにつまづいて転ぶ。

起き上がると彼の顔は額や鼻から血が流

れて真っ赤に染まっていた。

彼はそのままゆっくり歩きだす。

背景に大きなスーパーが見えた。

そこで私は気がついた。

そこが私の家から5分先にあるスーパー

であることに。

そして彼はだんだん私の家の方角

に近づいていた。

そして彼は小さな家の前についた。

家の扉を開ける。

その時、私の玄関から

誰かが入ってきた。

そのときの彼が今の夫です。