真夜中のコンビニ

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深夜、カリカリと窓を引っ掻く音に目が覚め、音の出所をそっと覗いてみるとウチの猫が器用に窓の鍵を開け、外に出た。
突然の事に驚きつつも、私も急いで外に出た。
どこに行ったのだろう?辺りを見回すも見つからない。
そんな私の前を一匹の猫が通った。その後ろを親子連れの猫が通った。
見れば、猫達は皆同じ方向に向かっている。もしかして…
私は猫の後をつけた。警戒心の強い猫は後をつける私を見ると逃げてしまう。
だから遠くから見守るように猫を追う。
いた…ウチの猫がコンビニの前で他の猫達と楽しそうにしていた。
みゃうみゃう。にゃーにゃー。
猫缶を食べながらのそれは、まるで友達と話に花を咲かせているみたいだった。
そっか…猫達って真夜中にこうやって集まっているんだ…
私はコンビニの名前を確認する。
山猫軒、と書かれた店には『犬のお客様お断り』とポスターが貼られてある。
どうやら人も入らない方がよさそうだ。
公開:20/07/24 18:29

幸運な野良猫

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。

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