真夜中のコンビニ
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目が冴えて眠れない深夜、俺は友人が働いているコンビニに行った。
「何か怖い話を一つ頼む。真夜中のコンビニで働いているんだ。何か一つくらいあるだろう?」
友人は「そうだな…」と考え始め、ニヤリと笑った。
「実はこの店、前ここに住んでいた婆さんの幽霊が出るんだよ。その婆さんってのがとんだ狸でな、死後、床下を調べてみると大金が出て来たらしい。どんな手法を使ったんだこの女狐め!って親族は思ったみたいだ。で、その金を持ち去った所…『金返せ…』って、婆さんの霊が出るようになったって話」
「ふ~ん…俺ちょっと行ってみるわ」
店の裏に行くと本当に婆さんがいた。
「なあ、婆さん。あんた幽霊なのか?それとも狸か狐が化けた姿か?」
俺の問いかけに婆さんは妖艶な笑みを浮かべる。
「女の秘密を暴くもんじゃないよ、坊や。頭の上の葉っぱを引っぺがされない内に早く帰りな」
怖い怖い!俺は文字通り尻尾を巻いて逃げ出したよ。
「何か怖い話を一つ頼む。真夜中のコンビニで働いているんだ。何か一つくらいあるだろう?」
友人は「そうだな…」と考え始め、ニヤリと笑った。
「実はこの店、前ここに住んでいた婆さんの幽霊が出るんだよ。その婆さんってのがとんだ狸でな、死後、床下を調べてみると大金が出て来たらしい。どんな手法を使ったんだこの女狐め!って親族は思ったみたいだ。で、その金を持ち去った所…『金返せ…』って、婆さんの霊が出るようになったって話」
「ふ~ん…俺ちょっと行ってみるわ」
店の裏に行くと本当に婆さんがいた。
「なあ、婆さん。あんた幽霊なのか?それとも狸か狐が化けた姿か?」
俺の問いかけに婆さんは妖艶な笑みを浮かべる。
「女の秘密を暴くもんじゃないよ、坊や。頭の上の葉っぱを引っぺがされない内に早く帰りな」
怖い怖い!俺は文字通り尻尾を巻いて逃げ出したよ。
ファンタジー
公開:20/07/25 19:02
元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。
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