寛容植物

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ポリス(都市国家)間で争いが絶えなかった古代ギリシャでは、異なる意見の人々に対して一定の理解を示し、許容する寛容の精神が尊重されていた。
これには、さまざまな寛容植物が栽培されていたことも影響している。
寛容植物を観賞すれば、植物から発せられるフェロモンや香りによって、心は落ち着き、穏やかな気持ちになる。
そして、古代ギリシャでは、聖なる休戦と称してエリス地方でオリンピア大祭という競技会が行われた。その勝者には、寛容植物の一種であるオリーブの冠が授けられる。
長い歳月を経た今も世界中で争いが絶え間なく繰り返されている。だが、寛容植物の子孫に当たる観葉植物は人々を癒やし続けている。また、平和の祭典として聖火が灯されオリンピックが行われている。
その他
公開:20/07/24 07:38
ポリス 古代ギリシャ 寛容 植物 フェロモン エリス地方 オリンピア大祭 オリーブの冠 観葉植物 オリンピック

山田衆三( 東京 )

1975年奈良県生駒市生まれ。奈良市で育つ。同志社大学経済学部卒業、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。
田丸雅智先生の作品に衝撃を受け、通勤中や休日などで創作活動に励む。
『ショートショートガーデン』で初めて自作「ネコカー」(2019年6月13日)を発表。
読んでくださった方の琴線に触れるような作品を紡ぎだすことが目標。
2022年3月26日に日本近代文学館で行われた『ショートショート朗読ライブ』にて自作「寝溜め袋」「仕掛け絵本」「大輪の虹列車」が採用される。

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