夏野菜の扉
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「しまった。どうしよう」
私は目の前の光景を呆然と眺めていた。
「ああ、なんてこった。折角、夏野菜達への水分供給を断っていたのに雨が降るなんて。これじゃ、商品として売れないじゃないか」
次の日、私が畑へ行って見ると
トマトは水分過多でパッカーンと内側から裂けていた。
胡瓜は大根の様に太くなっていた。
ピーマンは信号機の様に三食になっていた。
茄子は太陽の熱で焼きナスになっていた。
ジャガイモは男爵になっていた。
仕方が無いので商品として売れない夏野菜をカレーに全て混ぜてみた。
するとどうだろう。
「こ、これは。う、うまい」
意外にも美味しかった。
調子に乗った私はそのカレーをネット販売して見た。
売り上げはうなぎ上りだった。
カレー部門年間ギネス記録を更新した。
その結果、私は億万長者の扉を開く事となった。
私は目の前の光景を呆然と眺めていた。
「ああ、なんてこった。折角、夏野菜達への水分供給を断っていたのに雨が降るなんて。これじゃ、商品として売れないじゃないか」
次の日、私が畑へ行って見ると
トマトは水分過多でパッカーンと内側から裂けていた。
胡瓜は大根の様に太くなっていた。
ピーマンは信号機の様に三食になっていた。
茄子は太陽の熱で焼きナスになっていた。
ジャガイモは男爵になっていた。
仕方が無いので商品として売れない夏野菜をカレーに全て混ぜてみた。
するとどうだろう。
「こ、これは。う、うまい」
意外にも美味しかった。
調子に乗った私はそのカレーをネット販売して見た。
売り上げはうなぎ上りだった。
カレー部門年間ギネス記録を更新した。
その結果、私は億万長者の扉を開く事となった。
公開:20/07/21 23:34
更新:20/07/22 12:54
更新:20/07/22 12:54
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