不審者

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学校帰りに知らない男に話しかけられた。
「ねぇねぇ、ちょっと君、僕についてこない?」
不審者だな、と僕はとっさに思った。
これからどうしようか…
僕がなかなか答えないのでその男はイライラし、僕を車に無理やり乗せようとした。

「助けてー!!!!!!」

自分でも信じられないほどの大声が出た。
だが、だれも助けに来てくれなかった。
もうだめか…

なぜ誰も助けに来なかったかというと、半径50メートル以内の人々の鼓膜が見事につぶれたからである。
その他
公開:20/07/22 21:16

KEITA

小学5年生です。
最後の一文を読むまで結末が分からないショートショートを描きたいです。

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