魔法のランプ
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いつもの会社の帰り道。
上司に理不尽に怒られ、下を向いて歩いていると、足元にランプが落ちているのを見つけた。
物語だと、こすったらランプの魔人が出てきて、願いを叶えてくれるんだっけか?
そんなことを思いながらランプを手に取り、なんとなくこすってみた。
すると、ランプの注ぎ口から煙がもくもくと立ち込め
その煙の中からいかにもという見た目の男が現れた。
「私はランプの魔人。私を呼び出したのはお前か?」
やっぱりランプの魔人だ。
本当にこんなことあるんだな。
「あぁ、そうだよ」
「そうか。ではお前の願いを1つ叶えてやる」
いざ言われると悩むな。
「どうした。早くしろ」
「うるさいな。ちょっと黙れ」
「わかった。願いを叶えよう」
…え?
「では、さらばだ」
ランプの魔人は、ランプの中に吸い込まれるようにして消えていった。
人生は、そう簡単には変わらない。
上司に理不尽に怒られ、下を向いて歩いていると、足元にランプが落ちているのを見つけた。
物語だと、こすったらランプの魔人が出てきて、願いを叶えてくれるんだっけか?
そんなことを思いながらランプを手に取り、なんとなくこすってみた。
すると、ランプの注ぎ口から煙がもくもくと立ち込め
その煙の中からいかにもという見た目の男が現れた。
「私はランプの魔人。私を呼び出したのはお前か?」
やっぱりランプの魔人だ。
本当にこんなことあるんだな。
「あぁ、そうだよ」
「そうか。ではお前の願いを1つ叶えてやる」
いざ言われると悩むな。
「どうした。早くしろ」
「うるさいな。ちょっと黙れ」
「わかった。願いを叶えよう」
…え?
「では、さらばだ」
ランプの魔人は、ランプの中に吸い込まれるようにして消えていった。
人生は、そう簡単には変わらない。
ファンタジー
公開:20/07/18 04:00
毎日1本、短編を書くのを目標に再度始めました。
暇なときにでもご一読ください。
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