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しょぼん玉飛んだ。街まで飛んだ。街まで飛んで、壊れて消えるな。私が吹いた絶望とSOSの泡沫に誰か気付いて…。しょぼん玉は一つだけ夕陽に染まる雑踏へ向かった。悲しみの鈴が鳴る鞠に気付いた掌は優しく包み、彷徨っていた玻璃を眺める。涙が溢れそうな顔が映った。辛かったね。今、助けに行くよ。
ファンタジー
公開:20/07/17 20:28
更新:20/07/18 00:40
更新:20/07/18 00:40
140字
文豪たこ( 神奈川 )
「30秒後に意外な結末」がテーマの140字ショートショーティスト。
面白ければそれでよし、と思って書く日々。
2020.7.15『影ができるスプレー』を初投稿。以降、約半年で150作品を執筆。
◎2020.11.15『ハロウィンの怪人』急上昇ランキング2位
◎12.05『星を見つけた』急上昇ランキング1位
◎12.19『無視される日本語』急上昇ランキング3位
◎12.25『高給な副業』急上昇ランキング3位
◎2021.2.6『ひねくれもの』急上昇ランキング2位
皆様からの「面白かった」が聞ければ、それ以上の喜びはありません。
Twitterでも活動中！
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