赤トンボ

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僕はある晴れた日の秋の夕方、空を見上げた。

僕は、学校の校庭のど真ん中にいた。

そこに、奴等がいた。

僕は奴等を追い掛けた。僕は死ぬほど走った。

しかし、奴等は空を縦横無尽に飛び、僕の手から瞬く間に離れた。

捕まえたかったが、出来なかった。

僕は諦めた。

その時だった。ある道具を拾った。

その道具で奴等達を捕まえた。

捕まえたのは赤トンボだった。

赤トンボを捕まえると、空に逃してやった。

赤トンボは夕日と一体化し、空に溶けるように消えていった。

その思い出は、僕の心に焼き付いている。夕日と共に。

そして、時を経て今、僕は、赤トンボの研究者として活躍してる。
青春
公開:20/07/13 23:51
更新:20/07/14 00:05

海ちゃん

文章を書くのが好きです。ド素人ですが、よろしくお願いします。

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