大当たり

女の子は休みの日はいつもおじいちゃんに連れられ福引をしにでかける。

大勢の人が並んでる中におじいちゃんと手を繋いで一緒に並ぶ。順番が来たらボタンを押す。そうしたら番号がかかれた紙が出てくる。結果は夜にならないとわからないから、それをやったらすぐ家に帰る。でもおじいちゃんはまたすぐに外にでかけて夜まで帰ってこない。おじいちゃんは帰ってきたらすぐに女の子に結果を報告する。

今日もおじいちゃんと福引にでかけた女の子は夜までおじいちゃんの帰りをわくわくしながら待った。おじいちゃんが小さなビニール袋を持って帰ってきた。

「今日もいつものお菓子だったよ」

女の子はビニール袋の中身をみて言った。
「やったー大当たりだ！」

「どうして大当たりなんだい？いつもと同じお菓子しか当たらなかったよ」

「おじいちゃん見てこれ。銀色の球が入ってる。これ絶対大当たりだよ」