寿命

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僕は自分の寿命が知りたい。
寿命が分かればいつ死ぬか、という心配がないからだ。
そう思いながら道端を歩いていた。

「寿命が分かればなぁ」
思わず口にすると、いきなり前を歩いていた老人が聞いてきた。
「そなたは自分の寿命が知りたいのか。」
「そうです、いつ死ぬか分かったら怖くないからです。」
なぜか理由までも答えてしまった。
「そうか、それならばその願いをかなえてやろう。残り3、2、…」
「え?」

よく見るとその老人はナイフを持っていた。
ホラー
公開:20/07/10 17:25
更新:20/08/14 21:04

KEITA

小学5年生です。
最後の一文を読むまで結末が分からないショートショートを描きたいです。

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