恋にウォッチて今日もトキめく

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あれは運命的な出会いだった
まるで身体中に電気が
流れたような
ビリっとしたような感覚
全てはあの瞬間から動き出した

とても笑顔の素敵な
一人の女性を巡って今日も
俺たちはどちらな
彼女に相応しいか
熱い恋のダンスでアピールする

細身でシュッとした僕は
得意なヒップホップで
彼女の周りをグルグルと
アプローチする

すると筋骨隆々のライバルのアイツは
余裕の表情でゆったりとした
ワルツを踊る

毎度の事だが
本当にいけ好かない奴だ

彼女はそんな僕らの
どちらと付き合うのか
悩んでいるのだろうか

時には俺と何度か
手を繋いでみたと思ったら
春の野原を舞う蝶のように
ヒラリと手を離れて今度は
彼女はライバルの方へ
手を繋ぎに
行ってしまうのだ

嗚呼 恋に落ちた時から
僕らは君に夢中さ

このトキメキはきっと止められない


なん腕時計の針の話‥
ファンタジー
公開:20/07/09 19:33

春星( 神奈川県 )

春星と申します

自宅では一児の親
職場では会社員

そして通勤電車の中では
自称ショートショート作家に
大変身‼︎

長い冬眠から目が覚め
久々に復帰しました
また皆様宜しくお願い致します!

 

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