どっちも
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「彼女は僕を必要としているんだ」
レエスは言った。
「一日中、僕は彼女の側にいる」
それを聞いたシャコーは鼻で笑った。夕暮れ時のワンルームマンション、二人は火花を散らしている。
「何がおかしいんだ?君は夜だけ現れて、、そんなの真実の愛じゃない!」
「薄汚れたヤツだな。お前、近い内に彼女に捨てられるよ。気づいてるからイライラしてるんだろ?」
確かに、レエスは少し古くさく、くたびれていた。もう若くないのかも知れない。
「彼女言ってたよ。お前、もうダメかもって」
「嘘だ!僕たちはもう五年も一緒に、、嘘だ嘘だ!」
そこへガチャリと鍵を開ける音がした。
「まあ、彼女がどういう決定をしても、お互い恨みっこナシでいこう」
時刻はそろそろ午後7時。聡明そうな若い女性は、部屋に入ってくるとカーテンを閉めながら言った。
「このレースカーテンいい加減に替えなきゃ。ついでだから遮光カーテンの方も買い替えよ」
レエスは言った。
「一日中、僕は彼女の側にいる」
それを聞いたシャコーは鼻で笑った。夕暮れ時のワンルームマンション、二人は火花を散らしている。
「何がおかしいんだ?君は夜だけ現れて、、そんなの真実の愛じゃない!」
「薄汚れたヤツだな。お前、近い内に彼女に捨てられるよ。気づいてるからイライラしてるんだろ?」
確かに、レエスは少し古くさく、くたびれていた。もう若くないのかも知れない。
「彼女言ってたよ。お前、もうダメかもって」
「嘘だ!僕たちはもう五年も一緒に、、嘘だ嘘だ!」
そこへガチャリと鍵を開ける音がした。
「まあ、彼女がどういう決定をしても、お互い恨みっこナシでいこう」
時刻はそろそろ午後7時。聡明そうな若い女性は、部屋に入ってくるとカーテンを閉めながら言った。
「このレースカーテンいい加減に替えなきゃ。ついでだから遮光カーテンの方も買い替えよ」
ファンタジー
公開:20/07/04 17:26
日本語をこよなく愛する講師です。
オチにこだわる傾向あり。
よって、頂きたいものは笑顔と突っ込みです。
Twitterの4コマ小説に手を加えてこちらへ、ということも多々あります。
そういう意味では、こちらの方が若干デキがいいのかも知れません。
どうでもいい比較ですが。
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