タピオカカレンダー

某年某地域では一大タピオカブームが起こった。
タピオカミルクティー太りを気にする若者をターゲットに、あるカレンダーが売り出された。
それは、過去タピオカミルクティーを飲んだ日、タピオカを飲む予定の日には、タピオカミルクティーのイラストが浮き出てくる優れもので、一躍大ヒットとなった。
某大学の女子生徒も購入し、今月のタピオカ予定を見ていた。
本日18日までは毎日の様にタピオカのイラストが並び、明後日も友人とタピる予定だ。
しかし、20日以降カレンダーは真っ白だった。気になり翌月も見たが、タピオカのイラストは一切ない。
「なにこれ、もう一切飲むなってこと？それとも不良品つかまされた？もうっ！」
翌日、彼女は不慮の事故で亡くなった。