カラフルなシマウマ
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人でにぎわう夏の砂浜。子どもが一人で、泣きべそ。そこへ、ヒーローと相棒が通りかかった。
相棒が顔を曇らせる。ヒーローに言った。
「こんな小さな事に関わるなよ?お前の一秒一秒には、税金が使われているんだ。おい、なぜ笑顔をつくる?おい、なぜ瞳をつぶらにする?おい。もう!」
ヒーローは、優しく子どもに声をかけた。
その時だ。ヒーローは、現れたお母さんに睨まれた。怪しまれたのだ。
相棒がお母さんにあやまる。
「こいつ、親切するかしないか、白黒つけたがるシマウマみたいな奴なんです。すぐ去ります」
しかし、ヒーローは動かない。
突然、ヒーローが、目からビームを出した。
別々の人の、三台のスマホを破壊。若いお母さんのビキニ姿が、盗撮されるのを、未然に防いだ。
お母さんの、ヒーローを見る顔が、尊敬に変わった。何か言おうとする。
相棒は思った。ありがとう、とでも言うのかな?
「このシマウマ……、鮮やか」
相棒が顔を曇らせる。ヒーローに言った。
「こんな小さな事に関わるなよ?お前の一秒一秒には、税金が使われているんだ。おい、なぜ笑顔をつくる?おい、なぜ瞳をつぶらにする?おい。もう!」
ヒーローは、優しく子どもに声をかけた。
その時だ。ヒーローは、現れたお母さんに睨まれた。怪しまれたのだ。
相棒がお母さんにあやまる。
「こいつ、親切するかしないか、白黒つけたがるシマウマみたいな奴なんです。すぐ去ります」
しかし、ヒーローは動かない。
突然、ヒーローが、目からビームを出した。
別々の人の、三台のスマホを破壊。若いお母さんのビキニ姿が、盗撮されるのを、未然に防いだ。
お母さんの、ヒーローを見る顔が、尊敬に変わった。何か言おうとする。
相棒は思った。ありがとう、とでも言うのかな?
「このシマウマ……、鮮やか」
その他
公開:20/07/03 19:34
更新:20/07/03 20:48
更新:20/07/03 20:48
スクー
カラフルなシマウマ
よろしくお願いします。
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