287. 喉の手(続き)
0
6
ある時合コンで出会った二人の男性どちらともを気に入ってしまい、一人ずつ呼び出して首を掴み喉の手で飲み込んでしまった。
異変が起きたのはそれからすぐのこと。大き過ぎた為にリリカの喉は詰まりそうになってしまったのだ。急いで吐き出そうにも上手く吐き出せない。
リリカは病院へ救急搬送されることとなった。
「レントゲンを撮りますね」
リリカは拒否したかったが、もう拒否するほどの力は残っていなかった。
※
「これがあなたのレントゲンですが、あなた、人を飲み込んじゃったでしょう?」
『…は、はい…』
「中で二人の男性が喧嘩していて、それでなかなか出てこれなくなってたんですなぁ。あなたはモテますね」
そう言うと、にやりと笑った。
「今から麻酔をして切って取り出しますね。あぁ心配はいりませんよ。中の二人は無事ですから。しかしあなたのような特殊な体質の人は、私のこれからの研究に役立ってもらいましょう──」
異変が起きたのはそれからすぐのこと。大き過ぎた為にリリカの喉は詰まりそうになってしまったのだ。急いで吐き出そうにも上手く吐き出せない。
リリカは病院へ救急搬送されることとなった。
「レントゲンを撮りますね」
リリカは拒否したかったが、もう拒否するほどの力は残っていなかった。
※
「これがあなたのレントゲンですが、あなた、人を飲み込んじゃったでしょう?」
『…は、はい…』
「中で二人の男性が喧嘩していて、それでなかなか出てこれなくなってたんですなぁ。あなたはモテますね」
そう言うと、にやりと笑った。
「今から麻酔をして切って取り出しますね。あぁ心配はいりませんよ。中の二人は無事ですから。しかしあなたのような特殊な体質の人は、私のこれからの研究に役立ってもらいましょう──」
ホラー
公開:20/06/30 01:11
更新:20/06/30 15:47
更新:20/06/30 15:47
創作ドリル
ストーリー09 喉の手
日本語が好き♡
18歳の頃から時々文章を書いています。
短い物語が好きです。
どれかひとつでも誰かの心に届きます様に☆
感想はいつでもお待ちしています!
宜しくお願い致します。
こちらでは2018年5月から書き始めて、2020年11月の時点で300作になりました。
これからもゆっくりですが、コツコツと書いていきたいと思います(*^^*)
2019年 プチコン新生活優秀賞受賞
2020年 DJ MARUKOME読めるカレー大賞特別賞受賞
2021年 ベルモニー縁コンテスト 入選
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます