海の館

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「しおかぜ島」
この島にはそう言う名前があるらしい
ここには年に一度しか現れない館があると言う
俺は、見たことはなかったが確かにある
今、目の前にそれらしきものが目にはっきり写っている。
「何故だ」
この屋敷からは懐かしさを感じる。
「ん?」
「なんだあれは!」
俺は目を擦る
確かに居る!
銀色の髪をした女だ!
「お前は誰だ!」
女は黙ったままだ
俺はもう一度目を擦った
目を擦りまぶたをあげるとそこに館はもうない
「今のはなんだったんだ」
後から聞いた話だがその館は俺しか見えなかったみたいだ。
その他
公開:20/06/28 01:09

Kobayashi

初心者です。

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