真夏の雪だるま
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冬場に太り過ぎた雪だるまはダイエットをする事にしました。
ハッ、ハッ、ハッ
雪だるまは真夏の炎天下の中、毎日ランニングを10km走りました。
けれども、一向に痩せる気配がありません。
「なんで痩せないんだろ?」
それを聞いていた雪ウサギはこう答えました。
「そんなの明白だよ。君は走った分のカロリーよりも多くのカロリーを摂取しているからだよ。どうせ、一日三食以外につまみ食いをしているんだろ。君の体に付いているのは雪の結晶ではなく、白いギトギトの脂肪さ」
「道理で最近、下回りがブヨブヨしていると思ったよ。よ~し、脂肪を燃やして痩せるぞ」
それ以降、雪だるまはランニングに加え、サウナで汗をかく事にしました。けれども、一向に痩せる気配がありません。
「なんで痩せないんだろう。」
「それはね。君の体が蝋化しているからだよ」
雪ウサギは雪だるまを揶揄いました。
「畜生、お前の体も蝋人形にしてやろうか」
ハッ、ハッ、ハッ
雪だるまは真夏の炎天下の中、毎日ランニングを10km走りました。
けれども、一向に痩せる気配がありません。
「なんで痩せないんだろ?」
それを聞いていた雪ウサギはこう答えました。
「そんなの明白だよ。君は走った分のカロリーよりも多くのカロリーを摂取しているからだよ。どうせ、一日三食以外につまみ食いをしているんだろ。君の体に付いているのは雪の結晶ではなく、白いギトギトの脂肪さ」
「道理で最近、下回りがブヨブヨしていると思ったよ。よ~し、脂肪を燃やして痩せるぞ」
それ以降、雪だるまはランニングに加え、サウナで汗をかく事にしました。けれども、一向に痩せる気配がありません。
「なんで痩せないんだろう。」
「それはね。君の体が蝋化しているからだよ」
雪ウサギは雪だるまを揶揄いました。
「畜生、お前の体も蝋人形にしてやろうか」
公開:20/06/24 20:06
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