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居酒屋で食事中の女性客が死亡するよいう事件が起き、現場に刑事がやってきた。
「女子会ってことで、友人同士で飲んでいたところ、苦しみ出して倒れたそうです」
若い刑事が年かさの刑事に報告した。
「ううん、マスクをして亡くなってるのか。マスクしながらの飲み会とは今だからこそってところだな……見たところ、傷とかは無さそうだけど。どう?鑑識さん」
年かさの刑事は鑑識に質問した。
「そうね。傷はない。やっぱり、薬物、毒物の線かなあ。検死しないと詳しくは……ああ、これかなぁ」
鑑識の男は、死亡女性の脇にあったバッグの中からマスクの包装袋を取りだして刑事たちに見せた。
「なるほど。そういうことか」
年かさの刑事がその袋を見て呟いた。
「顔にピッタリ立体構造 高機能。ホコリ、花粉、細菌、99%カット。愚痴、毒吐きも周囲に飛び散らず、迷惑になりません!か……自分が吐いた毒で中毒起こすとはね」
「女子会ってことで、友人同士で飲んでいたところ、苦しみ出して倒れたそうです」
若い刑事が年かさの刑事に報告した。
「ううん、マスクをして亡くなってるのか。マスクしながらの飲み会とは今だからこそってところだな……見たところ、傷とかは無さそうだけど。どう?鑑識さん」
年かさの刑事は鑑識に質問した。
「そうね。傷はない。やっぱり、薬物、毒物の線かなあ。検死しないと詳しくは……ああ、これかなぁ」
鑑識の男は、死亡女性の脇にあったバッグの中からマスクの包装袋を取りだして刑事たちに見せた。
「なるほど。そういうことか」
年かさの刑事がその袋を見て呟いた。
「顔にピッタリ立体構造 高機能。ホコリ、花粉、細菌、99%カット。愚痴、毒吐きも周囲に飛び散らず、迷惑になりません!か……自分が吐いた毒で中毒起こすとはね」
その他
公開:20/06/23 19:49
読んでいただきありがとうございます。(・ω・)/
ここに投稿する以外にも、自分のブログに同時掲載しているときがあります。
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