284. 骨のオシャレ(続き)

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優奈はある放課後呼び出された。
「実は僕もヒマワリの花が好きで骨に刻んでるんだ…」
優奈は片想いをしていた翔太くんからの告白に驚いたがヒマワリのお蔭だと喜んでOKした。しかし優しかったのは最初だけで趣味を理由に休日でもデートは殆んど出来なかった。終には受験勉強を理由に別れを告げられた。優奈はイヤだと拒否したが、
「俺、ヒマワリに飽きたからいまは違う絵にしてる」
そう言われ泣く泣く諦めた。
優奈はそれでも、自分の絵から勇気をもらい勉強に勤しんだ。そして第二志望の大学へと進学したが、彼氏が出来ても何故か長続きはしなかった。
更には就職活動で苦労することとなった。その頃には骨に何かを刻んでいた者は軽薄だと判断され落とされるようになったのだ。優奈は急いで消してもらいに行ったが、跡はどうしても消えなかった。

失意のなかで優奈はある時気がついた。大輪のヒマワリの花言葉は「偽りの愛」だったのだ──。
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公開:20/06/22 23:00
更新:20/06/23 10:51
ショートショート創作ドリル ストーリー06 骨のオシャレ

ことのは もも( 日本 )

日本語が好き♡
18歳の頃から時々文章を書いています。
短い物語が好きです。
どれかひとつでも誰かの心に届きます様に☆
感想はいつでもお待ちしています!
宜しくお願い致します。

こちらでは2018年5月から書き始めて、2019年3月の時点で200作になりました。
これからもゆっくりですが、コツコツと書いていこうと思います(*^^*)
 

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