真夜中のコンビニ
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「ねえ、牛尾さん?」
「なんだい、馬子さん」
「ちょっと呼んでみただけ」
「も~、しょうがないな」
「ねえ、牛尾さん?」
「なんだい、馬子さん」
「豚美さんはどうしたの。お店にいないようだけれども」
「ああ、彼女なら辞めたよ。縁談がとんとん拍子に上手く行ったそうだ」
「あら、そうなの。羊子さんは?」
「黒ヤギさんから来た手紙をパクリと食べちゃんたんだよ。郵便屋さんに迷惑だから辞めてもらった」
「あら、そうなの。そういえば、店長の牛吉さんは?」
「ああ、店長ならさっき熱々のお風呂に入った後、日サロに行ったはずだけど」
「もしかして・・・」
「どうかしたのかい」
「大したことじゃないんだけど」
「言ってごらん」
「レジの近くに大きなローストビーフがドンと置いてあったから商品かなと思って私、パックに詰めて売っちゃったのよ」
「そうなんだ。美味しい人を無くしたな」
「ええ、そうね。惜しい人を」
「なんだい、馬子さん」
「ちょっと呼んでみただけ」
「も~、しょうがないな」
「ねえ、牛尾さん?」
「なんだい、馬子さん」
「豚美さんはどうしたの。お店にいないようだけれども」
「ああ、彼女なら辞めたよ。縁談がとんとん拍子に上手く行ったそうだ」
「あら、そうなの。羊子さんは?」
「黒ヤギさんから来た手紙をパクリと食べちゃんたんだよ。郵便屋さんに迷惑だから辞めてもらった」
「あら、そうなの。そういえば、店長の牛吉さんは?」
「ああ、店長ならさっき熱々のお風呂に入った後、日サロに行ったはずだけど」
「もしかして・・・」
「どうかしたのかい」
「大したことじゃないんだけど」
「言ってごらん」
「レジの近くに大きなローストビーフがドンと置いてあったから商品かなと思って私、パックに詰めて売っちゃったのよ」
「そうなんだ。美味しい人を無くしたな」
「ええ、そうね。惜しい人を」
公開:20/06/23 14:16
更新:20/06/24 09:54
更新:20/06/24 09:54
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