うしろめたさ
0
2
夢の中でワタシは何かに怯えるように過ごしている。
知らない土地で、知らない家で。
でも、家族は現実と変わらないようで一緒に暮らしている。
けれども気づかれないように、静かに、砂糖菓子を作っている。
真夜中、寝息を立てる妹のそばで。
落雁。
誰かに供える物でもなければ、誰かに振る舞う訳でもなく緊張感の中で作っている。
型から外し誰にも見られない場所で乾燥させる。
起きる頃には食べごろで。
誰も気づいていないことに安心して寝落ちた。
日差しの高い午後。
家には誰も居なかった。
ワタシはほっとした。
小皿に2つの落雁と温かい緑茶。
花柄が愛らしい一つを口にするとほろりと溶け、優しい甘さが口の中で広がる。
ワタシが求める静かさ。
ワタシが求める優しさ。
ワタシがまだ平穏ではないこと示している。
知らない土地で、知らない家で。
でも、家族は現実と変わらないようで一緒に暮らしている。
けれども気づかれないように、静かに、砂糖菓子を作っている。
真夜中、寝息を立てる妹のそばで。
落雁。
誰かに供える物でもなければ、誰かに振る舞う訳でもなく緊張感の中で作っている。
型から外し誰にも見られない場所で乾燥させる。
起きる頃には食べごろで。
誰も気づいていないことに安心して寝落ちた。
日差しの高い午後。
家には誰も居なかった。
ワタシはほっとした。
小皿に2つの落雁と温かい緑茶。
花柄が愛らしい一つを口にするとほろりと溶け、優しい甘さが口の中で広がる。
ワタシが求める静かさ。
ワタシが求める優しさ。
ワタシがまだ平穏ではないこと示している。
その他
公開:20/06/21 17:30
ショートの方も書いていこうかなと思った次第です。
過去に書いてたものなど思いたった内容がほとんどかもしれませんがよろしければご覧ください。
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます