真夜中のコンビニ
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私はお金を下ろすため真夜中のコンビニにやって来た。
入り口横には私よりも先に来た人がATMの前で何かやっていた。
「ば、馬鹿野郎。俺がお前の事を見捨てるわけないだろ。さあ、立つんだ。そして、銃を取れ」
「はいっ?どう言う事?この人、もしかしてやばい人?」
私は見知らぬ彼に恐怖すら覚えた。
「あっ、すみません。終わりましたんで」
「ああ、そうですか」
振り返った彼は至ってどこにでもいる普通の好青年だった。
「おっと、いけない、早くお金を下ろさなきゃ。出金っと」
「シュッキンですね。次に進むを押してください」
「はいはい」ポチッ
「日本語と英語、どちらにしますか」
「日本語」ポチッ
「次の言葉を吹き込んで下さい」
映像の中に言葉が流れて来た。
『この世にはね。偶然なんて無いの。あるのは必然だけ』
「あれれっ、これって新たな防犯機能なのかな。顔認識と音声認識で個人を認識するって事?」
入り口横には私よりも先に来た人がATMの前で何かやっていた。
「ば、馬鹿野郎。俺がお前の事を見捨てるわけないだろ。さあ、立つんだ。そして、銃を取れ」
「はいっ?どう言う事?この人、もしかしてやばい人?」
私は見知らぬ彼に恐怖すら覚えた。
「あっ、すみません。終わりましたんで」
「ああ、そうですか」
振り返った彼は至ってどこにでもいる普通の好青年だった。
「おっと、いけない、早くお金を下ろさなきゃ。出金っと」
「シュッキンですね。次に進むを押してください」
「はいはい」ポチッ
「日本語と英語、どちらにしますか」
「日本語」ポチッ
「次の言葉を吹き込んで下さい」
映像の中に言葉が流れて来た。
『この世にはね。偶然なんて無いの。あるのは必然だけ』
「あれれっ、これって新たな防犯機能なのかな。顔認識と音声認識で個人を認識するって事?」
公開:20/06/21 15:09
更新:20/06/21 15:17
更新:20/06/21 15:17
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