真夜中のコンビニ
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「ねえ、あなたは知ってる?あの噂」
「どんな噂?」
「この町の外れにコンビニがあるでしょ」
「ああ、確かにあるね。それで?」
「あのコンビニにある古いコピー機なんだけど。深夜の0時0分0秒にコピーをすると複写したものが生き物になるらしいよ」
「それ本当?」
「知らないわ」
そんな噂を真に受け、私は真夜中のコンビニに一人でやって来た。
私が鞄に持ってきたのは人気アイドルまゆゆの全身ポスター。
時刻はあと数秒で0時を回る。
3、2、1、カシャ、ウイーーーン
スキャンが開始した。
ウイーーーン
排出口から何かが出て来た。
まゆゆ、出てきてくれ。お願いだ。
だが、排出されて出てきたのはモノクロコピーされた紙だった。
「やっぱりガセネタだったか」
私はそう思っていた。だが、
「ここはどこ?私は誰?」
「成功だ」
「僕は君の彼だよ」
「きゃーー」
「お客さん、残念だけど、彼女に色気は無いよ」
「どんな噂?」
「この町の外れにコンビニがあるでしょ」
「ああ、確かにあるね。それで?」
「あのコンビニにある古いコピー機なんだけど。深夜の0時0分0秒にコピーをすると複写したものが生き物になるらしいよ」
「それ本当?」
「知らないわ」
そんな噂を真に受け、私は真夜中のコンビニに一人でやって来た。
私が鞄に持ってきたのは人気アイドルまゆゆの全身ポスター。
時刻はあと数秒で0時を回る。
3、2、1、カシャ、ウイーーーン
スキャンが開始した。
ウイーーーン
排出口から何かが出て来た。
まゆゆ、出てきてくれ。お願いだ。
だが、排出されて出てきたのはモノクロコピーされた紙だった。
「やっぱりガセネタだったか」
私はそう思っていた。だが、
「ここはどこ?私は誰?」
「成功だ」
「僕は君の彼だよ」
「きゃーー」
「お客さん、残念だけど、彼女に色気は無いよ」
公開:20/06/21 14:34
更新:20/06/21 14:39
更新:20/06/21 14:39
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