ダジャレ検定
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今日は一級ダジャレ検定の試験日。
一次の筆記試験を満点通過し、二次の実技試験に臨む。
お題は自由だが、言ったダジャレを
面接官に表現しなければならない。
例えば「サルは去る」の場合。
サルに変身した上で、
試験会場を後にしないといけない。
これでは不合格だ。
「ナイスな椅子」
これはどうだろう?
一見、試験官に媚を売れそうだが、
いかんせん他人の尻に敷かれる。
却下。
考えあぐねるうちに試験が始まった。
強面の試験官を前に、緊張が絶頂。
それでも深呼吸を重ね、力強く言い切る。
「ふとんが吹っ飛んだ!!」
人々はさぞ驚いたことだろう。
干していた布団が星になったのだから。
「合格!」
試験官の頬は緩んでいた。
「よし!これでぐっすり眠れるぞ」
ところが、その晩はなかなか寝付けなかった。
興奮のせいか、あるいは寒いからなのか?
なにかもの足りない気もしたが
「床の上」で床に就いた。
一次の筆記試験を満点通過し、二次の実技試験に臨む。
お題は自由だが、言ったダジャレを
面接官に表現しなければならない。
例えば「サルは去る」の場合。
サルに変身した上で、
試験会場を後にしないといけない。
これでは不合格だ。
「ナイスな椅子」
これはどうだろう?
一見、試験官に媚を売れそうだが、
いかんせん他人の尻に敷かれる。
却下。
考えあぐねるうちに試験が始まった。
強面の試験官を前に、緊張が絶頂。
それでも深呼吸を重ね、力強く言い切る。
「ふとんが吹っ飛んだ!!」
人々はさぞ驚いたことだろう。
干していた布団が星になったのだから。
「合格!」
試験官の頬は緩んでいた。
「よし!これでぐっすり眠れるぞ」
ところが、その晩はなかなか寝付けなかった。
興奮のせいか、あるいは寒いからなのか?
なにかもの足りない気もしたが
「床の上」で床に就いた。
その他
公開:20/05/04 05:45
名古屋の会社員兼執筆家です。
普段は54字の物語をメインに書いていますが
ショートショートの魅力にもハマったので
皆様を参考にこれから様々な作品にも
チャレンジしていきたいです(^o^)
よろしくお願いします!
得意ジャンル
・言葉遊び系
・会社員系
・ファンタジー系
挑戦したいジャンル
・SF系
・恋愛系
・ミステリー系
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