とかげ苺

庭で子供と遊んでいると
苺がはえていた
息子は苺が大好物だ
キラキラした目で苺を見つめ
すぐさま苺を収穫して頬張った

すると息子の手はキラキラと輝き体も虹色に光だした
もう一つないかと苺を見ると
さっき収穫したずなのにもう苺が実っていた
不思議がる息子をよそに自分もつまんでみる
すると全身ピンクの色に包まれた

でもどんな色になるかは食べてみなければわからない

すると嫌な声が聞こえる
近所の奥さんで
私は少し苦手だ　　　
とっさに苺をもう一つ口に入れる

どうやら私は擬態してみえなくなったようだ