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「もしもし。母さん、おれ。元気?実はさ…おれ…『ようせい』だったんだ…」
「え⁈…あんた『ようせい』だったんか⁈」
「うん、検査したから間違いない…」
「んで、これからどうなるの?あんたは」
「お医者さんからはすぐに隔離生活だと言われた」
「うん。で、どこの病院なん?」
「え、病院じゃないよ…」
「は?あんた、ようせいやったんやろ?あの感染症の…」
「それ何年前の話ししてん?」
「…」
「おれ、フェアリーの方の『ようせい』だったんよ。だから、当分は小学校で暮らすことになる。んで、おれがワクワク出来ることを1つでも見つけられたら免疫ってやつが心に出来て大人の中に入っても大丈夫になるらしいんよ。そっから、ワクチンってやつも作れるらしい。」
「…」
「母さん…?聞いてる?」
「え⁈…あんた『ようせい』だったんか⁈」
「うん、検査したから間違いない…」
「んで、これからどうなるの?あんたは」
「お医者さんからはすぐに隔離生活だと言われた」
「うん。で、どこの病院なん?」
「え、病院じゃないよ…」
「は?あんた、ようせいやったんやろ?あの感染症の…」
「それ何年前の話ししてん?」
「…」
「おれ、フェアリーの方の『ようせい』だったんよ。だから、当分は小学校で暮らすことになる。んで、おれがワクワク出来ることを1つでも見つけられたら免疫ってやつが心に出来て大人の中に入っても大丈夫になるらしいんよ。そっから、ワクチンってやつも作れるらしい。」
「…」
「母さん…?聞いてる?」
その他
公開:20/05/02 02:30
更新:20/05/02 02:49
更新:20/05/02 02:49
子どもの頃、家にあった海外の絵本の匂いが嫌いで本を読まずに生きてきました。
今もそんなに読みませんが、本は好きになりました。
コメントいただけたら喜びます。
よろしくお願いします。
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