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「お待たせ〜、パスタできたよお」
「おうサンキュー。腹減ったあ」
男は皿を抱え込み、勢いよく口に押し込んだ。
「●×△#☆〜ッ」
「ん?どしたの?」
目を白黒させる男を、女は怪訝な表情で見つめた。
「これ…塩辛くない…?」
「え?そうかなあ。あ、パスタ茹でる時ちょっとお塩入れすぎたかも」
ちょっと?とてもそんなレベルではないが、男はそれ以上聞かないことにした。
「ねえ、何でカルボナーラに塩昆布入ってんの…?」
「茹でる時にお塩なくなっちゃったから、かわりに入れた〜♪」
食卓塩の瓶には、まだ半分ほど塩が残っていたはずだ。男は絶望感に搦めとられながら、それでも最後の一本まで胃に送り込んだ。
「コーヒー煎れるね♡」
「今日は甘めに頼む…」
彼女はにっこり笑った。
出されたコーヒーを一口飲んだ男は、恐る恐る彼女に尋ねた。
「砂糖…入れた?」
「あ、お砂糖切れてたの。だからコーラ飴入れといた♪」
「おうサンキュー。腹減ったあ」
男は皿を抱え込み、勢いよく口に押し込んだ。
「●×△#☆〜ッ」
「ん?どしたの?」
目を白黒させる男を、女は怪訝な表情で見つめた。
「これ…塩辛くない…?」
「え?そうかなあ。あ、パスタ茹でる時ちょっとお塩入れすぎたかも」
ちょっと?とてもそんなレベルではないが、男はそれ以上聞かないことにした。
「ねえ、何でカルボナーラに塩昆布入ってんの…?」
「茹でる時にお塩なくなっちゃったから、かわりに入れた〜♪」
食卓塩の瓶には、まだ半分ほど塩が残っていたはずだ。男は絶望感に搦めとられながら、それでも最後の一本まで胃に送り込んだ。
「コーヒー煎れるね♡」
「今日は甘めに頼む…」
彼女はにっこり笑った。
出されたコーヒーを一口飲んだ男は、恐る恐る彼女に尋ねた。
「砂糖…入れた?」
「あ、お砂糖切れてたの。だからコーラ飴入れといた♪」
その他
公開:20/05/01 12:35
更新:20/05/01 19:52
更新:20/05/01 19:52
3つの要素のうち
2つまでが実話
①瓶半分の塩でパスタを茹でる
②洋風パスタに塩昆布
③コーヒーにコーラ飴
念のために言うけど
ワタシがやったんじゃない
10101298さんからの
『不味い話』のお題
2019年11月、SSGの庭師となりました
現在は主にnote・TALES・公募でSS~長編を書いています
留守ばかりですみません
【活動歴】
・第2回 日本おいしい小説大賞 最終候補(小学館)
・第31回やまなし文学賞 佳作『雨を知るもの』
・創作大賞2025 入選 『栗と牡丹』
・SSアンソロジー『ベリショーズ』寄稿
・ホラーアンソロジー『ウタ・カタ』寄稿
【刊行】
・第31回やまなし文学賞受賞作品集(山梨日日新聞社)
・栗は月色、こがね色 和菓子処長月堂(朝日文庫)
【note】
https://note.com/akishiba_note
【Twitter】
https://twitter.com/CNecozo
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