刻まれたルーティーン

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私は雑貨店を営む店主。
気に入った商品を仕入れたり、それらをディスプレイしたり、
お客様とお話ししたり出来るこのお店が大好き。

「Aさんは最近寄ってもらえてないけど、どうされてるのかな?」
「そう言えばこのカップはBさんが欲しいて言ってたな。」
みたいにいつもお店の事ばかり考えている。

「もし明日地球が滅ぶとしたらどうする?」
よくありがちなお客様との何気ない会話。
「僕は好きな物をお腹いっぱい食べるかな。」
「俺は最後に銀行強盗とかしてみるかな」
それが絶対に起こらないと担保された話はいつも楽観的なもんだ。

「私はどうするかな?いつも通りこのお店で過ごすかな・・・
 あっ、でもそれはないか。」
「どうして?」(二人)

「だって明日は定休日だから。」
その他
公開:20/04/28 17:08

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